MOVIE?

★★★この世で一番セクスィ〜な男はスティーヴ・ブシェミ ! という大前提でお送りします、偏向的映画データベース★★





 +六


  ★1969〜1989 -

タイトル

監督

出演者

うんたらかんたら

ひとりぼっちの青春
       (1969・米)
シドニー・
ポラック
マイケル・サラザン
ジェーン・フォンダ
スザンナ・ヨーク
ギグ・ヤング
レッド・バトンズ
ブルース・ダーン
story>>
不況時代のアメリカで開かれる、マラソンダンス大会。それはカップルが僅かな休憩のみで何十時間も踊り続け、最後まで残った二人に賞金が出るという過酷な物。主人公の男は乞われて、初対面の女と大会に出ることになる。
時間を経るにつれて、溜まっていく疲労と睡魔でへとへとになった男が知ってしまった、大会の真実とは…?

untara>>
自分的“死にたい時に見てはいけない映画・三部作”の完結編(?)。どこの馬鹿が付けたんだ、と言いたくなるよなクソ邦題なので、タイトルで判断してはいけません。原題は「THEY SHOOT HOURSES、 DON'T THEY ?」で、「廃馬を撃つ」。
初めは一攫千金を狙って意気揚々と大会に挑んだ面々。だが時間が経つにつれ、眠っていない事と疲労で精神的に破綻していく様は、目に痛々しく凄絶。
以前何かで見た実験を思い出した。海外の某DJが、「人間は何日も眠らないでいるとどんな影響が出てくるのか」を実際に実験したもの。初めは余裕だったそのDJは、次第にイライラし始め、実験の終わりには人格崩壊とも言える状態になっていた。 
眠ってはいけない”という強烈なストレスに増幅される絶望は、その人の全てを暴き出す。 
観終わった後に感じたのは、「全ての人間は誰かの掌の上で踊っているのかもしれない」という事。
コンディションの良い時にどうぞ。
ゆけゆけ
  二度目の処女

       (1969・日)
若松孝二 小桜ミミ
秋山未痴汚
オバケ
善兵世志男
青木幽児
風雅超邪丸
story>>
マンションの屋上で、3人の男達に犯された少女。
そしてそれを横で見ていた少年。
少女に同調した少年は、自らのおぞましい秘密の跡(あと)を少女に見せる。
帰る道のない二人は、前に道がなくとも進むしかなかった。男達に制裁を加え、全てをリセットした二人は、最後の一歩を踏み外す。

untara>>
少女が劇中で詠う 「ゆけ、ゆけ、二度目の処女〜」という詩には鳥肌が立ちます。そして少年の歌う歌も同様にグッとくる。
そのカラーとモノクロの入り混じった
濃密な映像は、原初の凶暴さを孕んでいて、鮮明。全編に散り嵌められた詩・歌・セリフの特殊なフレーズは、静かで純粋な怒りを体現していて、圧倒的。
若松作品どれから見たらいいのか…と思っているのであれば、これから見て欲しいです。
私の中では「悪魔のいけにえ」級の、唯一無二な作品。

★抜く為のエロではないので、男性はそれ目的で見ると肩透かしくらうと思います。一応。
時計じかけの
    オレンジ

      (1971・英)
スタンリー・
キューブリック
マルコム・
    マクダウェル
パトリック・マギー
アドリエンヌ・コリ
カール・
    デュエリング
アンソニー・シャープ
story>>
舞台は近未来のロンドン。ドラッグ・暴力・レイプ、何でもござれの不良グループのリーダー格、アレックス。好き放題やりまくっていた彼は、ある日仲間の裏切りで捕まってしまう。
犯罪者矯正の為の実験に掛けられ、暴力を嫌悪するようになって、ようやく釈放されたアレックス。実験によって体が暴力に拒否反応を示すようになった彼を待っていたのは、残酷な報復だった。

untara>>
キューブリック、最大にして最高の遺産。
これを見てから「キャットピープル」を見ると、マルコムの尻の汚さに悲しくなる事うけあい。とりあえず、アレックスが片目にだけ付けてる付けまつげのセンスを分からん奴とは、服の話をしたくない事だけは確かです。
悪夢とは現実に起こりうるから悪夢なのである。と思わされた、総天然色のリアルな悪夢でございました。
ザ・チャイルド
    (1976・スペイン)
ナルシソ・
イパニエス・
セラドール
ルイス・フィアンダー
プルネラ・ランサム
アントニオ・ランソ
ミゲル・ナルロス
ニコレッタ・エルミ
story>>
妊娠中の妻と共にスペイン沖の小さな島にやってきたトム。ホテルにチェックインしようとするのだが、誰もいない。それどころか島の何処にも大人の姿がない。
訝しく思う二人が出会った最初の大人、その男が告げたのは、島の子供達が大人を虐殺しているという恐ろしい事実だった…。

untara>>
と にかく徹頭徹尾、半端ないです。子供=モンスターという構図だと、「光る眼」みたいなどこか人間離れした、まさにモンスター化した子供を描いたリアルでは ない物が多いですが、これはまさしくリアル。大人をいたぶる様が、ある意味子供時代にはままある、昆虫とかへの残虐行為の延長線上に見えてしまうリアルさ が、一番怖い。
キャラクターの配置にしても、妻が妊婦であるという事が最大のキーポイントになっていて、ほんと上手すぎる。
最後に何が起こるのかは、ぜひその目で確かめてください。
★間違っても妊婦に見せてはいけません。 いや笑い事ではなく、本気で。
タクシードライバー
       (1976・米)
マーティン・
スコセッシ
ロバート・デ・ニーロ
シビル・シェパード
ピーター・ボイル
ジョディ・フォスター
アルバート・
     ブルックス
ハーヴェイ・カイテル
story>>
ニューヨークのタクシードライバーであるトラヴィスは、大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィに恋している。アプローチしまくるのだが、全く相手にもされていない。
どうにか取り付けたデートの約束も、ポルノ映画に連れて行ってしまい、怒らせておじゃんになってしまう。
トラヴィスの致命的な孤独は、やがてその狂気の素質を開花させる。盲目的な信念は、破滅の道を辿るかに見えたのだが…。

untara>>
初 めて見た時、何が怖かったって、主人公のイカレっぷりに違和感がなかった事(ああいう願望があるという意味にあらず)。あきらかにマジョリティーの感想と は違う感想だなぁと自覚していたので、ここら辺から決定的に世間とそりが合わなくなったようです。やっぱ男はモヒカンよ。
ついでに少女娼婦のジョディー・フォスターは、ロリコンもの好きには堪らんです。「ぺーパー・ムーン」(ドラマ版)の彼女と見比べると、とても面白い。
戦争のはらわた
     (1977・独=英)
サム・
ペキンパー
ジェームズ・
      コバーン
マクシミリアン・
       シェル
ジェームズ・メイソン
デビッド・ワーナー
センタ・バーガー
story>>
第二次大戦中。ソ連に攻め込むも 次第に劣勢になってきたドイツ軍は、少しずつ後退していっていた。貴族のシュトランスキー大尉は“鉄十字章”の名誉を手に入れることに躍起になり、叩き上げのシュタイナー伍長とは徹底的にそりが合わない。
そして戦況は泥沼化し、全ては終末に向かっていく。

untara>>
私は戦争モノはこれ一本あればいい。
戦争の愚かしさそのもので、人間(もちろん自分も含めて)てほんとに馬鹿だなぁ、と思う事うけあい。
ラストはあれ以外ないでしょう、というくらいに好きです。ぐったりするようなカタルシスを感じられる、秀逸なラスト。
プリティー・ベビー
       (1978・米)
ルイ・マル ブルック・シールズ
スーザン・サランドン
キース・キャラダイン
フランセス・フェイ
アントニオ・ファーガス
バーバラ・スティール
ダイアナ・
スカーウィッド
story>>
12歳の少女娼婦、ヴァイオレット。母親が娼婦である為に、生まれながらにして娼館の女となった彼女の人生を、真っ向から描く。

untara>>
もうストリッパー・娼婦モノに目がない上に、ロリコンもの大好物な私に、これを嫌いになれという方が無理。
またブルック・シールズの美しい事、美しい事。外国の美人は、十代の前半〜中頃に目を見張るくらい美しい時があると思いますが、この頃の彼女はまさに目が眩む程に美しい。この時をフィルムに収めたというだけでも、 ものすごい価値があります。加えて、少女娼婦を描く筆致の確かさ。
スーザン・サランドンのかーちゃんも、いい。ヴァイオレットに翻弄される男は、なおいい。そして“
ヴァイオレット”のそれだけの存在感にリアリティを持たせるブルック・シールズの美しさこそ、この作品の根幹なのである。最高。
フィッツカラルド
       (1982・独)
ヴェルナー・
ヘルツォーク
クラウス・キンスキー
クラウディア・
カルディナーレ
ホセ・レーゴイ
ミゲル・ヘンヘル・
フェンテス
ポール・ヒッチャー
story>>
アマゾンの奥にある僻地、イキトスにオペラハウスを建てる夢を見る男、フィッツカラルド。その資金を得る為にゴム貿易に参入するのだが、すでに利益になる土地は全てが誰かの手にあり、残された土地は急流の向こう、首狩り族の住む場所のみだった。
船では行けない場所へ船で行く方法・・・フィッツカラルドが考えたのは、想像を絶する方法だった。

untara>>
映画にしろ何にしろ、作品に対して“神々しい”と感じる事はそうはない。ヘルツォークのやる事はいつも必ず半端なく、神々しい。
「アマゾンにオペラハウス」という時点で、もうヘルツォーク以外やらねぇよの域に達しているが、船で○○○するシーンはもう、神懸って半端なく圧倒的。これを映画と言ってしまうのは躊躇われるほど、見事に人間の業を描ききっていて。
ラストシーンのフィッツカラルドの姿は、例えようもなく、美しい。現実世界では死んでもお近づきになりたくない人間だが、ヘルツォークの世界にいるキンスキーは、唯一無二に神々しい。

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