♯ブシェミをめぐるキーワード

 

 

 アルマゲドン・・・言わずと知れた、へっぽこ超大作。ブシェミビジョン(注・ブシェミが映って
               いるトコだけ真面目に見る方式)で見ていた為、ストーリーはよく知らん。
               リブ・タイラーの親父譲りのぷっくらした唇が見所。
               私に「ああブシェミって黄緑のシャツ似合うんだなあ」と気づかせたという
               意味では、偉大な作品。
               やはりベストシーンは、宇宙でブシェミが御乱心したシーン。いい所は人
               に持っていかれる、まるでブシェミの人生そのものではないか !!! と私が
               一人涙した名シーンです。
               つう冗談はさておき、作品の失笑度はともかく、ブシェミの役柄は チンピラ
               +気が触れたモード、とブシェミの
いつものキャラを二つ押さえていて、その
               演技は鈍る事がない(逆に言えば、キャスティングした奴つまんねぇ仕事
               してんなぁ、という事ですが)。
               ブシェミ史上最大のヒット作となった。
                     



 監督なんだっつの・・・監督です。監督なんですよ、ブシェミは。
                   監督デビュー作「トゥーリーズ・ラウンジ」から、センスのよさを見せ
                   つけてくれます。・・・・・ってどうしよう、それ以上言葉が出てこない
                   ・・・(察してください)。
                   アメリカのティーンに絶大な人気を誇る(らしい)クロエ・セヴィニーを
                   ヒロインに配し、中年男との哀愁を描く。
                   しかしブシェミは若い娘とどうにかなるのがよく似合う。体型が中年
                   中年してないのも一役買っているでしょうか。
                   ラスト、ヒロイン(セヴィニー)の父親にボコられるシーンはよかった。
                   2作目は「アニマル・ファクトリー」。ウィレム・デフォー、エドワード・
                   ファーロング、ミッキー・ロークとキャストのチョイスはいい。が、原作
                   がバンカーという人の実際の獄中記だそうだが、それにしてはいろ
                   いろヌルイ。「スリーパーズ」よりはましか(と思っとく…)。
                   やはりファーロングだったらああいう場所では喰われないと不自然
                   かと思われる。ウィレム・デフォーはやはり文句なしでした(それ以外
                   見る所は…)。
                   ブシェミはまだ自分のジャンルを見つけていないんじゃないかなぁ
                   ……と思ったり。
                



 ゴーストワールド・・・イイ。とにかくイイ。ラブストーリーの主役、そして濡れ場もしっかり
                  披露。相手はソーラ・バーチで文句なし(作品に関しては「映画」コン
                  テンツの
「ゴーストワールド」の項へ)。
                  これに出会わなかったらブシェミにここまですっころぶ事はなかった
                  かもしれない、と思うと、恐ろしい破壊力の一本。
                  まず主人公(ソーラ・バーチ)がほんとに高校の時の自分を見ている
                  ようで、イタイやら、切ないやら。ちょっと世間とずれた髪型、同様の
                  ファッション(でも趣味はよい)と、自分の当時の好みそのままで、もう
                  堪忍してくれ! とのたうちまわりつつ、どんどん彼女とシンクロして
                  いき、気付けばブシェミがエライいい男に見えていたという。(いや、
                  いい男だけど)
                  原作にはないシーモアというキャラを作ったテリー・ツワイゴフ監督に、
                  心から乾杯。あんたほんとにいい奴だ。
                  そんなこんなでブシェミにとってこれはエポックメイキング的な作品に
                  なったのでありました。
                  私はこれを彼の代表作と呼びたい、つうか呼ぶ。



 殺し屋(便利屋?)・・・一時期なんだかマフィアの殺し屋役が多かったブシェミ。
                  「ミラーズ・クロッシング」辺りに始まり、「ビリー・バスゲイト」、「デンバ
                  ーに死す時」など各種取り揃えております。
                  寡黙な殺し屋、というのが定番。まぁ陽気なマフィアの殺し屋もあんまり
                  いないけど。 その中でも「デンバーに死す時」の Mr.Shhh役 はイチオ
                  シ。 (ブシェミ出演シーンの)ラスト、死闘がいい。ブシェミって死に方う
                  まいなぁ、と思う事間違いなし。
                  作品自体もよくまとまった佳作なので(泣けると思います)、見る価値は
                  あります。



 刺傷事件・・・2001年4月12日(13日と書いている所もあって正確には分かりません、すい
            ません。一応 Yahoo! Movies のを)の事。ノース・カロライナの brawl というバー
            でヴィンス・ヴォーンとブシェミと脚本家スコット・ローゼンバーグが飲んでいた所、
            現地の青年 ティモシー・ウィリアム・フォガティー君(21)の彼女がヴォーンに話し
            掛け、それに腹を立てたフォガティー君一味がヴォーンに喧嘩をふっかけ乱闘に
            なった、という事なよう。
            ブシェミは仲裁に入った所、結局一番ひどい怪我を負ったという(頭と喉を切られ
            た!)、相変わらずな ついてなさ。ほんとに大事に至らなくてよかったです。
            にしてもフォガティーのヤロウ…覚えてやがれ。



 ・・・あのあっちこっち向いている歯は、ハリウッドではブシェミ以外まずお目にかかれないと思
      われる。だがアメリカ人だけあって、白さは抜群。多分人から「直せば ?」とか言われる事も
      あると思うんだけど、それでも自らの信念(どんなや)を貫く彼にまた惚れ直すわけでありま
      す。やっぱりチャームポイントだと思う。



 NY貿易センタービルテロ・・・2001.9.11のテロによって瓦礫と化したWTC。元消防士の
                        ブシェミは古い消防服に身を包み、11日からずっと現場で
                        生存者の救助活動をしていた! 金が有り余ってる連中
                        が金を差し出すのは簡単だ。 ブシェミだって一本につき
                        4000万とか稼いでいるのだ。だが金で済ますのではなく、
                        誰に何を言うでもなくただ黙々と救助活動をした
男ブシェミ
                        映画秘宝 vol.26の情報によると、ブシェミは煤にまみれて
                        60時間も働き、自分の事を騒がれるのは嫌がって「この人
                        たちは僕の兄弟なんだ」と言ったという。
                        付き合いのあった昔の同僚も沢山亡くなり、追悼集会で涙な
                        がらに話すブシェミ。そんな事はどーでもいーのーとぺちゃく
                        ちゃお喋りするクソセレブ共にキレたジェームズ・ガンドルフィ
                        ーニが「黙って話を聞け!!」と怒鳴ったんだそうです。



 ピンクいろに頬染めて・・・ブシェミといえばMr.ピンク、Mr.ピンクと言えばブシェミ、という
                      程有名になった、
レザボアドッグスでの役名。ボスいわく、
                      命名の理由は「ゲイだから」。



 ホミサイド/殺人捜査課・・・アメリカのNBCで6年間放映された、90年代刑事ドラマの
                       二大巨頭のひとつ(もうひとつは「NYPDブルー」)。全ての60分
                       ドラマの中で私が一番好きな作品です
                       第28話「エンドゲーム」でブシェミはイカれた犯人の役を好演。
                       ペンブルトンとベイリス(というメインキャラ)に取調室で追い詰め
                       られていく様は、演者ブシェミの見せ所。二人(アンドレ・ブラウ
                       アー、カイル・セコー)も上手いが、ブシェミも上手い。
                       丁々発止のやりとり、そしてその均衡が崩れる時…。こうい
                       うブシェミが見てえんだよ! という欲求を叶えてくれる一本。
                       第98話「蘇った事件」では、監督を務める。殺人事件では
                       あるんだがどこか牧歌的な感じがするのは、やっぱブシェミ
                       が選ばれただけある、といったところ。この話は主要キャラクタ
                       ーが変遷していく上で結構重要なエピソードなので、それを
                       ブシェミが監督しているというのは嬉しい限り。
                       とにかく見て欲しいドラマです(現在スーパーチャンネルで放映
                       中)。
                       もっと詳しくはこちら→



 レザボアドッグス・・・ブシェミの名前を世界に知らしめた、タランティーノの出世作。
                  この作品を絶賛する人にやたら遭遇するが、そこまでいいとは思わ
                  ない。何だか 松本大洋って別にいいと思わないんだけど・・・というの
                  が言いにくいのに似て、言いにくい(言ってるじゃねぇか)。
                  ともかく、これがブシェミを一躍「Mr.ピンクの人」にした。この作品が
                  イマジネーション貧困な監督達のその後の(ブシェミの)キャスティ
                  ングに与えた影響は絶大。

 

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